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リスク管理はリスケしたくなるけど

 口之永良部島でびっくりしたら、すかさず小笠原でびっくりさせられました(深度590km?! おまけに、なにげにM8.5!←(6/1に)深度583km、M8.1に訂正されました。凄さが1/4になってしまったのは、残念な気も・・・不謹慎ではありますが、起きてしまったことでもあるのでお見逃しを)。
 ちょっと前の震度4(東京で、です)の時もそうですが、今回も、C53の30号機、奥にしまったばかりだ持ち出すのメンドイなぁ、とか、あっちゃ、C55の34号機を扇形機関庫に乗せたばかりだ倒れなければいいが、とオロオロ(こんな痴呆症気味のぼくでも、妻は"未だ"しっかりしているので何とか・・・)。
 マジな話、地震中、もっぱら、TV(受像器です)の揺れを気にして縁を押さえ、前面にクッションを敷き詰める始末です(島からサツマイモの蔓を鞄一杯持ってきた人の動き&気持ちにぴったり同期します)。頭では、防災というかリスク管理の重要性は分かっているし、それなりのシミュレーションはしているはずですが、どうも、現実には、全く機能できないようです(前述のとおり、妻は、想定通り的確に動いていました・・・(..;))。
 でぇ~と、ちょっと(あるいはかなり)関係あるのが、PCです。
 去年の10月中旬から、急に、Windows8.1のupdateができなくなりました。累積する更新失敗による再起動で立ち上げに40分もかかるようになりました。そこへ、Windows10への無料UPGRADEのお知らせ(近々、無料でUPGRADEさせてやるから準備怠るな、と言う脅し?)が来ました。それが後押し、つまり、Windows10へのUpgradeも妨げられる可能性が高い、ということに気づいて、Windowsのリフレッシュを敢行しました。
 リフレッシュは滞りなく済みました(ただし、脆弱性回避の更新プログラムが126もあり、寝る前には、1/3も終わっていなかったので、一晩中更新→再起動を繰り返していたようです)。が、いくつかの設定保存、特にメール関係(*1)で考慮不足があり、危機対応が十分でないと痛感した次第です。
 また、そもそも、この事態   武力攻撃事態になるのかなぁ、存立危機事態かなぁ    を招いたのも、不用意なクリックしたこと   ex.「あなたのPCが危険にさらされてます、緊急に診断を!」とかのチカチカ、うざいバナーで、しかも、Microsoft推奨のように思わせる奴が一番怪しい?   ですから、脇が甘いですねぇ。
 なお、参考になるかどうか分かりませんが、ぼくが陥った症状で悩んでいる方もいるかと思いますので、以下に、経緯を詳述しておきます。



 発症は、去年の10月中旬で、朝のPC立ち上げ時に、Windowsの更新が始まりました。それは珍しいことではなく、他の朝のルーティン(全部の窓を開けるとか、野菜ジュースを飲むとか)を先にして戻ってみると、更新98%終了。よしもうすぐだと思ったら、突然「更新ファイルを構成できませんでした、元の設定に戻しています」的なメッセージ。えっーと見ていると、しばらく固まっていた後、再起動します、となりました。
 それならと、別のタスク(納豆を300回かき混ぜるとか、郵便受けをチェックするとか)をし、モニターをチェックすると、ちゃんとログイン画面になっていたので、そのときは、気にしなかったのですが、ほぼ1日置きに、更新失敗が繰り返され、更新結果をチェックすると、リリースされる更新が全て失敗で、未更新の更新プログラム(←ちょっと見、矛盾した言い方に見えますねぇ)が累積されてきました。1つ(or 1回分一纏め?)の更新について、展開が98%位まで進むと→更新できませんでした、設定を元に戻します→再起動→その更新はスキップして、次の更新プログラムの展開→98%まできて失敗→元に戻します・・・以下更新回数分繰り返すので、半年経ったこの4月には、(10月中旬時点の脆弱性を多量に残した古いヴァージョンの)Windowsログイン画面が出るまでに40分以上かかるようになりました。
 OSの脆弱性をカヴァー出来ないのは、非常に不安ですが(まあ、ウイルスソフトがあるからいいか)、それ以上にPC利用できるまでの時間が問題です(*2)。緊急避難でiPadを開けますが、こっちは、FLASHPLAYERが動かないのでぼくが最も必要とするサイトが開けないし、WIFIしかないのでページ替えが半端なく遅い。タッチパネルによる総合的なレスポンスの悪さで、チャンスを逃すことが多くなります・・・って、そもそも、コンテンツ・ビューワー(*3)に文句言っても的外れだけど。
 で、マイクロソフトの(無料の)サポートの連絡先がわからないので、(HELPを開くと出てくる)BTO先のメーカーに問い合わせることに(なんと、電話しかなく、平日の昼間は全く繋がらなかった。で、日曜の深夜を狙ったら、何とか繋がった)、数時間にわたって根気よく(つまり、何度とない再起動の間もじーっと待機してくれた)、かつ丁寧に対応してくれたが(でも、その電話代はこっち持ちだ!)。結果は、うまくいったように見えたが、あの、更新失敗の後24時間は、強制再起動がかからない、って奴にごまかされただけだった。再び、サポートに接触してもしかたがなさそうなので、Windowsのリフレッシュ、それでもだめなら、最終兵器であるクリーンインストールがある   ただ、今それをやる必要がない(環境を元に戻せる自信と勇気がない、ということですが)と、平日は、寝る前のシャットダウンは省くようにしました(スリープからなら7,8秒で昨日の続きのままの作業ができます)。それでも、(48時間単位で?)未更新updateの更新要求がかかります   クリティカルな場面で焦っているのに、再起動できるわけがないじゃないか! で、"後で再起動"にしても、15分位後には再起動要求がくるし、何回か無視すると問答無用とばかり、強制シャットダウン!
 せっかく、メインディスクにSSDをRAID0で奮発し、立ち上げ(ログイン入力画面まで)を22秒にしたのに!(去年、PCシステム全面更新しました。数字上はともかく、体感でのムーアの法則は、もう意味はないと思いましたが、それは嬉しい方に裏切られました、それも異次元と言えるほど
 この原因は上述したように、怪しげなセキュリティソフトだと思いますが、それがなんだか特定できません。この症状が現れた初期の段階で、不本意にインストールされたアプリは、全てアンインストールしたのですが、どこかに何かが潜伏し続けているのです。
 これらの怪しげなのは、いきなりorさりげなく、「あなたのPCは狙われています」とか「あなたのPCはやけに遅くなっていませんか」的なバナーが出て、Microsoftとかのロゴもあり、完全な対策には有料の○○が必要ですが、診断は無料でできます、とか。Microsoft公認っぽいので、簡易診断だけなら、とやってみると、レジストリエラーがあるとか、ドライバのヴァージョンが古いものがあるとか、デフラグする必要がある、と言う診断結果(無料で、修復もしてくれるのがほとんど。まあ、レジストリの修復だけは、よほど信用のあるものでないとやらせてはいけないけど。と言うより、レジストリのチェックをするものを動かしてはいけない)になります。ただ、まだ、これ(無料)ではチェックないしは修復できない悪意の攻撃の危険がありますので有料アプリにUpgradeしませんか、というのが普通だ。それで、もちろん、無料のチェック&それなりの修復だけで済ましていた(定評のあるウイルスソフト、インターネットセキュリティソフトを入れているから)。
 で、それらは、アンインストールしてもどこかに潜伏して、(ウイルス対策という善意であっても、Windowsのupdateをウイルスと見なす)悪さをするわけだ。ついでに言うとそれらの多く(ほとんど?)は何かと噂がある国(複数)で作られているようだ。

 リフレッシュでは、Windowsの設定は保持される、というレヴェルなので、失敗でも被害は最小限だろう、やってみました。インターネットブラウザはそのまま使えましたが、メールやOFFICEはもちろん、ウィルスソフトさえアンインストールされて気が気ではありませんでした。ダウンロード版を購入したので、CD-ROMがなく、うまく、認証してくれるか(不法コピーとして疑われないか)ということもありましたが、ダウンロードとそれに続くインストール中に危険にさらされることになりますから。

*1 Windows8.1での推奨メールアプリの使い方がよく分からないので、Windows Live Mail をわざわざインストールして使っています。よって、Windows8.1のrefreshの保存対象外なことに気がつきませんでした(それに、エクスポートとか保存も一手間かかり面倒ですしね)。で、ここ1年の保存していたメールはもちろん、追加されたアドレスもアドレス帳ごと消えてしまいました。古いものは、Windows7機の方に残っているし、絶対必要不可欠なものは、別の形でも管理しているので、まあ、心肺停止までは行かないでしょう・・・頭蓋骨陥没、両手足複雑骨折程度の軽傷かな。なお、MediaPlayerの音楽DBは、始めから諦めていましたから(どうせ、次代WindowsへのUpgradeでもめちゃめちゃにされるのだから)、いい・・・わきゃないぜよぉ-っ!(CD 700枚分、トラックにしたらたぶん5000はあるデータの手作業での整備なんか、もはや、受命中に出来るわけがない・・・まあ、最近は、聴く曲は一握りに決まってしまったけど)
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*2 前立腺焼却&直腸全摘と言うトイレ絡みの慢性睡眠不足で、無理矢理起きるのが7時半頃。締め切りが8時なんていう取引もあるので、この3,40分は、かなりクリティカル。
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*3 精緻な画面は閲覧するには素晴らしいだけど、操作対象とすると、とたんにイライラになる。表示されたオブジェクトと指先の大きさとのアンバランス、ガラスの厚みよる視角のズレ、ジェスチャー速度の判定の微妙さ(スクロールしているつもりが、タッチになっている等)はイライラばかりでなく、実害有り。ヴァーチャルキーボードもなんとかしてくりぇ。画面は小さくなるし、迅速なタイプには向かないし、カーソルの指定が至難の業だし(特にカーソル戻しが出来ないのは致命的・・・bluetoothによる外部キーボードはあるけど、マウスは、apple仕様で使用不可・・・"脱獄"とか言う、両刃の剣的ヤバいアプリ経由で使えるらしい)。
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by yasumim | 2015-06-01 16:20 | 陰でぶつくさ


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